円安とワイン
円安が進んでいます。
昨日、日銀が発表した大規模な金融緩和策もあって、昨日の終値でユーロは1ユーロ126円67銭、米ドルは1ドル97円52銭と一気に円安、ユーロ高、ドル高に振れました。
輸出企業にとっては当然円安は有利に働くわけで、市場はこれを好感して東証終値も上昇。まあ日本経済には悪いことではないのかもしれませんが。
輸出企業には有利、ということは輸入サイドには不利なわけで、当店の扱っている輸入ワイン、輸入ミネラルウォーターの仕入価格も確実に上昇しつつあります。。。2011年末あたりは1ユーロは100円を切るくらい、1ドルは80円前後だったと思うのですが、それと比べると20%程度上昇していることになります。
なるべく価格は維持して皆様に安くて良いものをご提供したいと思ってはおりますが、今後販売価格を上げざるをない場合もあるかも知れません。。。申し訳ございません。
阿部首相の主導する経済政策いわゆる「アベノミクス」。市場に大量に資金を供給することで円安・株高を誘導しているわけですが、輸出企業の工場の大部分があったかつてはともかく、海外での現地生産が主流となった今は必ずしもプラス面ばかりではないかと思うのですが果たしてどうでしょうか。
まあ、一経営者としては景気浮揚を願うばかりであります。
円安とワイン、折に触れて書いて行きたいと思います。