シャブリ旅行・・・ドメーヌ・ミシェル・ラロッシュ訪問
7月の初旬にフランス、ブルゴーニュ地方の北端、辛口白ワインで知られるシャブリ地方のドメーヌ、ミシェル・ラロッシュを訪問しました。
道中の車窓から。
ぶどう畑ではないですが、向こうは斜面でもそのまま畑にするのですね。
シャブリはブルゴーニュの北端。冷涼な気候のはずですが、7月の初めとあって強い日差しでした。
日本と違ってカラっとした陽気ではありましたが、結構暑かったです。
もうすぐシャブリ。
シャブリ到着です。
シャブリは人口わずか2,000人ほどの町で、確かにこじんまりとした町並み。
しかしどれも建物はきれいで、「田舎」という表現はちょっと当てはまらない、美しく整然とした街並みでした。
ミシェル・ラロッシュに到着です。
ラロッシュは創業1850年で、シャブリでも最も歴史のあるドメーヌ(造り手)の一つ。現オーナーのミシェル・ラロッシュ氏はシャブリがもともと持つ、ワインの純正さ、正統性にこだわりを持ち、とりわけワインの品質に強いこだわりを持っています。
その努力の結果、1998年にはワインクスペーターのホワイトワイ ン・オブ・ザ・イヤーに輝いています。
今ではシャブリを代表するドメーヌであると言って過言ではないでしょう。
さっそく中へ入ります。
これは入口のドアの取っ手。
取っ手がロゴになっています。
ロゴはそれぞれ目、鼻、口を表しています。
ワインは目で外観を見て、鼻で香りを嗅ぎ、口に含んで味わって品質を判断するもの。
その感覚を大切にして、ワインの品質に厳格であり続けたいという思いから、このようなロゴにされたそうです。
中庭の様子。
野生のぶどうが建物に絡みついています。
とにかく静かで、ゆったりと時間が流れている感じです。
貯蔵庫です。
近代的な貯蔵庫で、庫内の気温を一定に保つため、空調完備。
樽には一樽ごとにヴィンテージ、収穫場所などが記載されています。もっとも、外部の人間には良く分かりませんが。。。
社長(ミシェル・ラロッシュ氏)のコレクションがありました。
昔の醸造設備が保存されていました。
2人がかりで歯車を回し、
その力を横向きの太い柱に伝えて、右側の圧搾機でぶどうを圧搾するようにできています。
今でも収穫後、デモンストレーション的に年に1回だけ使われるそうです。
さて、いよいよシャブリの試飲ですが、続きはまた次回報告させていただきます。
コメント
■ シャブリ、ヴェズレーで・・・
シャブリ、ヴェズレーでご一緒させていただいた夫婦です。レストランでの食事の際は、ワインを御馳走になり有難うございました。
ワインの官能評価読ませていただきました。短時間の試飲で的確な表現がされていて、改めて旅行時の事を思い出しました。
明日、我が家でも結婚記念日祝いに‘レクロ’を飲むことを楽しみにしています。
ブログの更新を楽しみにしています。